【目次】
- フード清掃・ダクト清掃の範囲
- フード清掃・ダクト清掃の目的
- 対応できるもの・できないもの
- 作業手順
- 施工例
- 利用例
フード清掃・ダクト清掃の範囲
厨房からの油煙はグリスフィルター→ダクト→排気ファンの流れを辿り外部に排出されます。
このページでは画像内①のフード清掃、②の立ち上がりダクト清掃、③の横引きダクト清掃についてご説明いたします。


①フード清掃
フード内側部分・Vバンク・ダンパー(防火ダンパー)の清掃が可能です
②立ち上がりダクト清掃
Vバンクとダンパーを外し作業員の手が届く範囲のダクト壁を清掃いたします
③横引きダクト清掃
作業員がダクト内に入って清掃を行います
「Vバンクとダンパーは何もせずフード内側部分だけ」「フード内は自分たちで清掃するのでVバンクとダンパー、立ち上がりダクト部分だけ」など 清掃範囲を選択してコスト調整が可能です。
フード清掃・ダクト清掃の目的
・火災リスクの軽減
フードやダクト内部に蓄積された油脂や煤は引火しやすく火災の原因となります。火の侵入を防ぐ防火ダンパーも油汚れがこびりつき固まっていると動作できず機能を発揮できません。
・衛生環境の維持
フード内の油汚れはカビ・細菌が混在し不衛生な状態です。ほこりや煤が落下してしまうと異物混入となる可能性もあります。ダクト内の汚れは害虫繫殖の要因にもなるので厨房全体の衛生環境維持の為にも定期的な清掃が必要です。
・臭気対策
付着した油が酸化し臭気を発生することも。外部に排気しているので厨房内では気づきにくいですが、排気口に人通りがある場合はクレームに繋がるケースも存在します。ダクト内に火が侵入し引火しダクト火災を引き起こす可能性があります。
フード内部は半年から1年に1回、ダクト内部は2年~3年に1回の清掃が推奨されています。定期的に清掃を行い安全で清潔な環境を維持しましょう。
対応できるもの・できないもの
ダクトの種類によっては対応できない場合がございます。
〇 角ダクト:四角い見た目をしたダクト
立ち上がりダクト部分も横引きダクトも清掃可能です
▲ スパイラルダクト:筒状のパーツを組み合わせたダクト
立ち上がりダクト部分は手の届くところのみ可能 ※筒の大きさによっては限られた範囲のみとなります
横引きダクトには入れないので対応できません
✖ フレキシブルダクト:柔らかい素材でできており自由に曲げやすいダクト
作業時に力を加えてしまい破損させる恐れがあるので対応できません
飲食店の厨房から大型食品工場など様々なお客様の所で施工させていただいております。
業務用厨房を専門としている為、一般家庭向け厨房設備の清掃は対応できません。住宅の一部を飲食店として使用されている場合はご注意ください。
また、Vバンクや防火ダンパーの交換も対応可能です。
あまりにも汚れが酷い場合は清掃効果が期待できず新品に交換する方が良いケースもあります。
作業手順(横引きダクト清掃およびフード清掃)

現場周辺や厨房機器に汚れがつかないように十分に養生をしダクトを開口します。

お客様のご要望に応じ点検口の設置も可能です。
通常はフタをしてエアーが漏れないようにコーキングしビス止めをします。
いずれの場合でも次回からは開口作業が不要になります。

ダクト内に入り清掃していきます。

入ることのできるギリギリまで作業します。

塗装工事の下地処理で使われる器具を使用し、付着した油を丁寧に削り取っていきます。ケレン作業とも呼ばれます。ダクト清掃作業は全て熟練工の手作業で行われます。

少しずつ清掃しながら進んでいきます。清掃が終わった場所はピカピカです。

今回はフード清掃も同時実施しました。
フードに付着した汚れを落とし、Vバンクや防火ダンパーも全て取り外し清掃します。
施工例 (石窯ピザ提供店)
通常、油汚れの現場が多いですが煤汚れもしっかり清掃いたします。
灰が蓄積されていると引火しやすく危険です。


フレキシブルダクトの為、立ち上がりダクト清掃はできず黒い煤が残っています


防火ダンパーやオイルカップも取り外して洗浄、ピカピカになりました


利用例
多店舗展開の飲食チェーン店

毎年予算内で全店舗のフード清掃をお願いしています。レンタルグリスフィルターも契約しているのでフィルター交換で訪問された時にフードの状態を確認され、汚れが酷い場合は優先して清掃するよう提案していただきました。反対に汚れの軽微な所は無理に勧めず「来年でも大丈夫」とプロの立場で判断されていました。実際の写真も添付して状況を教えていただけるので安心しておまかせしています。
同時にファン清掃を実施するケースもあります。まとめて行う方がお得です。

