【目次】
- グリスフィルターとは?
- 高性能グリスフィルターの紹介
- レンタルをおすすめする理由
- レンタル利用例
- 導入の流れ&導入後
グリスフィルターとは?
厨房のコンロ上に設置されているフード内に取り付けられた金属製の排気フィルターです。
画像左のバッフルフィルターと呼称されているものが一般的です。 画像右は後ほど紹介する高性能グリスフィルター(プラスワンフィルター)です。


グリスフィルターの役割
・油脂分の除去
調理中に発生する油煙には微細な油脂が含まれています。グリスフィルターで油脂を捕らえることにより排気ダクトや排気ファンに付着する汚れの蓄積を防ぐことができます。
・火災予防
固まった油脂が要因となり火災が発生します。油脂が燃料となってしまう為にダクト内延焼の危険が高まります。フィルターを設置することで油脂の侵入を減らすことができる為、防火ダンパーの機能維持にも繋がり火災リスクを大幅に低減します。
・衛生管理の向上
油煙を放置すると害虫や細菌の温床となってしまい厨房の衛生状態が悪化します。グリスフィルターを適宜洗浄することで清潔な環境を保つことができます。
一般家庭と異なり業務用の厨房は消防法に基づきグリスフィルター(グリス除去装置)の設置が義務付けられている地域がほとんどです。グリスフィルター設置後も手入れを怠ると排気性能が低下します。グリスフィルターに油脂が付着した状態が続くと悪臭や衛生問題に繋がります。適宜フィルターを洗浄し、清潔な状態を維持する必要があります。
既存で設置されている通常のグリスフィルターはバッフルフィルターと呼ばれるタイプがほとんどです
・バッフルフィルター
写真は500x500mmサイズ。2つのパーツに分かれた構成、空気中に含まれた油脂や汚れが通り抜けやすい


隙間が空いているので排気される空気の流れに乗っかって油脂や汚れがダクト内に侵入しやすいです。捕捉されなかった油がダクトや排気ファンの汚れの原因になってしまい、汚れが原因で防火ダンパーが動かなくなる懸念も。洗浄の際はパーツ分解が必要で角が多く洗いづらい
高性能グリスフィルターの紹介
大協企業よりレンタル可能な高性能グリスフィルター2種を紹介します
・プラスワンフィルター
写真は500x500mmサイズ。1枚の中に複数の素材を構成、濾材面の枚数を増やしたタイプも


耐熱ステンレスから製造した極細繊維(1,200度の耐熱性)でできており火に強い。繊維が縦方向で編み込まれているので捕捉した油脂分が重力の影響を受け繊維に沿って流れ落ち、油受け(オイルカップ)に油が溜まる。繊維部分の滞留が少ないので長期間グリスフィルターの性能を維持できる
・セルテックフィルター
写真は500x400mmの横長サイズ。多孔体素材面は2枚重ねで空気中の不純物を多くキャッチ


三次元網目上の金属多孔「セルメット」をベースにステンレス網を前面に組み合わせた不燃素材のフィルター。多孔体素材が複雑に配置されていて汚れを多く捕捉。空孔率(隙間の大きさ)94%と空気の流れが十分確保されているので通気性抜群・目詰まりがしづらい
高性能グリスフィルター2種からお客様の現場の状況に合わせて最適なフィルターを提案いたします。
油汚れ対策としてはもちろん、スチームコンベクションオーブンの水滴対策として利用するケースも。水蒸気も油と同様にキャッチしてオイルカップへ溜めることが可能です。ぽたぽた水滴が落ちてきて気になってしまう箇所があるようでしたら対処選択肢の一つにしてみてください
レンタルをおすすめする理由
・交換作業と洗浄作業をおまかせできる
油汚れで重たくなったフィルターは高所からの取り外しが大変で作業スタッフの方に大きな負担が生じます。一般の厨房で可能な洗浄方法では十分な洗浄が難しいです。
大協企業のレンタルフィルターは専用の洗浄工場でフィルターを洗浄しています。
薬剤を溶かした熱湯に漬け置くなど、6回の洗浄工程を経て乾燥し清潔になったフィルターをお客様の元にお持ちし交換作業を行います。
・フィルター交換時に簡易の目視点検実施
フィルターの状態を確認し、汚れ具合に変化が出てきた場合は交換頻度の調整を提案いたします。(汚れが酷くなった場合は交換回数の増加、汚れが少ない状態に落ち着いてきた場合は交換回数の減少)
フード内の状況を確認し汚れが酷い場合は火災リスクも考慮し清掃を提案することもあります。フードの他、厨房内の床の状態などお力になれそうなことで気になる部分があればご連絡いたします。
・清掃やその他のご依頼を通常より安価に実施可能
現場の状況についてフィルター交換作業時に把握できることから見積で発生する諸経費費用を減額、フィルター交換と同じ作業スタッフが対応できる業務の場合は作業当日の交通費の節約もできることなどからお取引のないお客様との清掃よりも安価に実施可能です。
また、高性能グリスフィルターレンタル契約をしている場合は同じ場所にあるバッフルフィルターの定期的洗浄も対応可能です。
※バッフルフィルター洗浄のみの契約は受付しておりません。
レンタル利用例
汚れが軽微な病院・ホテル

利用者様の安全の為に火災は絶対に避けたいので、汚れは少なくても安全の為に高性能グリスフィルターをレンタルしています。高所にあるフィルターを取り外して洗浄する作業は通常業務で忙しいスタッフにとって負担なので、清潔なものと交換していただけてありがたいです。食事の提供頻度や食品油の使用が増えて汚れが目立つようになるまでは隔月交換で大丈夫と教えていただきました。毎月交換より少し安価でうれしいです。
広域多店舗展開のスーパー

揚げ物などの惣菜作りで稼働している場所は毎月交換、油を扱わず油煙の少ない場所はバッフルフィルターを3ヶ月に1回洗浄してもらっています。
店舗によって汚れの状況も異なり、店舗担当者個人の安全衛生・清潔に関する価値観によって問題意識に差が出てしまいます。地域各所に存在するので本社の管理部門が確認に訪問するのも大変です。厨房メンテナンス業に詳しい人が現場の状況を確認し清掃提案してくれて助かっていますよ。
衛生管理が厳格な食品工場

安全衛生第一なので油汚れの酷くなりやすい箇所は毎週交換・夜間対応でお願いしています。不織布の作業用帽子や作業服、安全靴を指示通りに着用してもらい出入り業者対象の検査も快く受けていただいているので安心です。
導入の流れ&導入後
①現場確認
フィルター枠の確認・調理内容や交換作業時の入退室方法について訪問確認
厨房に設置されているフィルター枠によってはごくまれに弊社提供の高性能グリスフィルターに対応していない場合もあるので実際の現場を訪問し確認します。
フィルター枠が設置されていない・対応していないけれども高性能グリスフィルターを利用したい場合、弊社経由でフィルター枠を交換設置することも可能です。
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②見積提出
フィルター枠に問題がなければ調理内容や実際の厨房状況から判断した交換頻度で見積書を提出します。
状況によっては毎月交換・隔月交換の頻度をお客様が選択できるように複数パターンの内容を提示いたします。
注文書をいただきましたら契約書を作成し送付いたします。
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③交換作業
電話・SMS・FAX・メール・大協企業公式LINEを利用しての事前連絡も対応可能です。
入館申請等が必要な場合は別途対応いたします。
訪問時に汚れたフィルターを引き取り清潔なフィルターと交換作業を実施します。訪問時に気づいた点があれば営業担当者を通して報告いたします。
交換作業が完了しましたら作業確認のサインをいただきます。※交換時間の関係からお客様のご希望により鍵をお預かりし無人対応する場合はサインはありません。
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④お支払い(料金受領)
口座振替(別途手数料150円+税)・銀行振込み(振込手数料貴社負担)でのお支払いが可能です。口座振替明細および請求書は郵送またはメール送付いたします。
請求書を郵送送付する場合、書面に表示される宛先は店舗、実際に郵送するのはご自宅等の対応も可能ですのでお申しつけください。

